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お疲れ様でございます。

 

最近は本当朝晩の冷え込むようになってきまして。

 

ふとんの中の気持ち良さがたまらない季節になってきました。

(ぬくぬく♪)

ここのトコロ急に気温が下がりましたし、みなさんも風邪などひかぬよう。

 

というワケで、

最近はふとんから抜け出すのに時間がかかっている金ちゃんです。

さてさて、

前置きはこの辺にしまして。

 

前回ガーナへ飛行機が到着した所まででしたので、その続きをお届けしようと思います。

 

それでは参りましょう。

ガーナの洗礼?!

ガーナへ無事飛行機が着陸し、まずはガーナへ入国する為の手続きをする場所(イミグレーション)へ向かいます。

(とりあえず飛行機は無事到着。)

それでイミグレーションでは入国の手続きの為に当然ですが空港の職員にパスポートを渡します。

(パスポート。)

 そして、

 

審査官:「何の目的で来たんだ?」

(入国審査係りのおじさん。)

⇒金ちゃん。:「ビジネスです。」

 

審査官:「何日滞在だ?」

(入国審査係りのおじさん。)

⇒金ちゃん。:「6日間です。」

 

みたいなお決まりの質問を終えて、

 

審査官:「お前入国OK。」

(入国審査係りのおじさん。)

というように言われたのでパスポートを受け取ってイミグレーションを通過しようとするも、、

 

パスポートは私には渡されず

 

別の係員の手に渡されました。

(まるでバトンのように。)

「??!」

 

いや、普通入国審査が終わればパスポートは当然持ち主に返されるワケですが、審査係のおじさんはパスポートを持ち主ではなく、

 

「後ろに居た暇そうな職員。」

(実際の写真ではありませんが、こんな人。)

にパスポートを渡しました。

 

最初は???となりますが、

そのあとの言葉で事態が飲み込めました(笑)

 

<暇そうなおばちゃん職員>

(急に汚職を働きはじめる暇人。)

「パスポートを返してほしくば20ドル渡しな!」

(ド直球な金銭要求。)

おっと、、、

イミグレーションの職員と暇人空港職員によるグルになっての

 

「洗礼(カツアゲ)。」

 

の開始です(笑)

 

しかしこのくらいは想定内!!ことで、

 

「いきなりきたか!」

「これがガーナの洗礼か!!」

(きたな!)

ということで

 

「ノー!」

「払うワケないだろ!」

(毅然とした態度で。)

という感じでアメリカドラマに出てきそうなジェスチャーで言いながら、

 

隙を見ておばちゃん職員からパスポートをサっと取り返してみましたが大騒ぎされたり、揉め事になる雰囲気もなかったのですぐにその場を立ち去りました。

(トラブル御免。)

一方、パスポートを失ったおばちゃん職員は半笑いで次のターゲットにタカる為に持ち場に戻っていきました。

(空港職員による洗礼(カツアゲ)の儀。)

ちなみにですが、

空港には以下の表示が至る所にあります(笑)

 

We do not condone EXTORTION at our airport.

(空港内の至る所に。)

日本語訳すると、

 

『私たちは空港での恐喝を容認しません!!』

(恐喝ダメ絶対!!)

ということです。

 

『えっ、ポスターの宣言は?!w

(ポスターの意味ってw)

さっそく軽いカツアゲに遭いましたけど、、と思いつつ歩みを進めます。

 

そして、

イミグレーションを通過したあとは預けた荷物の受取りです。

(ちゃんと荷物は届いているのか?)

今回はスーツケース(服や食料)とガーナでのビジネスで使う美容機器を持ってきていたのですが、

 

美容機器は普通に100万円はする機器だったので無事かどうか心配です。

(荷物待ちの図。)

荷物を待っている途中、白人女性が空港職員に目を付けられどこかへ連れて行かれました(苦笑)

(いちゃもん?付けられてる。)

もしかしたらというか多分。

 

黒人以外のアジア人や白人は必ず洗礼を受けるのかもしれません(苦笑)

 

と、そうこうしているうちに荷物は無事に揃い空港最後の難関です。

人生で一番長い10m。

現地ガーナでビジネスしているパートナーから事前に電話で、

(実際はこんな電話ではない。)

「荷物を受け取ってから税関検査までの10メートルで必ず変な空港職員?が現れるよ。」

(実際、空港職員かも謎w)

「そして、超高確率で難癖を付けられて払う必要の無い金銭を要求される。」

(完全に言いがかり。)

絶対にお金払う必要なんて無いからお金なんて払わず無視して来てね。」

(実際はこんな電話ではない。)

と事前に現地のビジネスしているパートナーから口酸っぱく言われており、

 

ソコでは緑色や黒の制服を着た空港職員なのか、はたまた職員でもない一般人?が

 

『凄い勢いで恐喝してくる。』

(Dont!恐喝!)

とのことなのです(笑)

 

何も支払う必要は無いのに荷物を開けていちゃもんを付けて

 

「罰金だ!」

「とにかく通さない!」

 

とゴネられて、お金(賄賂)を掴ませないと税関までたどり着けないという

 

「死の10メートル。」

 

(電流の鉄骨渡りよりはマシだけど。)

が存在するらしく、税関に行くまでの10メートルがとにかくヤバいらしいのです。

 

でも、さっきもこの宣言があったし。。

(私たちは空港での恐喝を容認しません!!)

空港が公に、

 

『私たちは空港での恐喝を容認しません!!』

 

って高らかに宣言してるんですよ?

 

本当にこれから噂通りの恐喝劇場が始まるのでしょうか?

 

 

そして半信半疑のままついに、、

ソコ(危険地帯)までやってきましたw

 

本当にそんなイベントが起こるのか半信半疑でしたが、

 

「さて本当に事前情報通りの空港職員が登場するのだろうか?」

「そいじゃ行ってみよう!!」

と税関へ向かって荷物のカートを進めるやいなや。2メートル進んだかどうかという所で突然前に黒人の空港職員?が立ちはだかりました。

(これはイメージ。)

「え、本当過ぎる。。」

(ソッコー来たし。)

こっちはスーツケースとか大荷物なワケですが、荷物を載せた台車の前に立ちはだかり完全に行く手を阻まれます。

 

軍服なのか、

空港の制服なのか、

はたまた警察の制服なのかはわかりませんでしたが、とりあえず制服っぽい服を着た人が道をふさぎ、

 

「なんじゃ、この荷物は!!」

「こっちへ来い!!」

(多分空港の職員。)

的なことを言ってます。

 

でもまぁ、

さっきのイミグレーションの時もパスポートをサっと奪い返してNO!とか言ってやり過ごせたので、とりあえずその作戦を実行してみました。

(毅然とした態度で。)

そして更に、

 

「ワケわからないYO!」

「俺は税関まで進むYO!」

(何が何でも行く!!)

という感じで強行突破作戦です。

 

しかし今度の職員は本気でして(笑)

私がその職員をかわそうとするもカートを強く掴んで絶対に通しません(笑)

 

そして更に、

空港職員は大きな声で叫び仲間を呼びだしました(笑)

(空港職員はなかまを呼んだ。)

そしてこんな感じでワラワラと周りの職員達が集まってきます。

(大勢でヤメテ。)

2~3人集まってきて寄ってたかって何か言ってきますが、

 

あいにく英語が超なまっているのか、

はたまた金ちゃんの英語力がなさすぎるのか、

 

何言ってるのかわかりません(笑)

 

ただ、異国の地でこんだけ

 

「大勢&大きい声で圧力。」

(シンプルにきく。)

をかけられたらめっちゃくじけそうになります(泣)

 

「き、キツイ。。」

(´;ω;`)

 

そして、

とにかく空港職員はカメラの無さそうな

 

「端っこの方に来い!!」

(路地の死角に連れてく的な。)

の一点張り。

 

もし言われるがまま行ったらどうなるかわからないので、とりあえずNO作戦続行です。

(相手が何言ってるかわからないケドw)

ただ、相手も引かず一進一退の攻防が数分に渡り続きましたが、

(↑現地の人たちは全く捕まらないw)

さすがに向こうも

 

「らちが明かねぇ。。」

 

と向こうも思ったのか、職権を振りかざし

 

『パスポートを渡せ攻撃。』

(パスポート攻撃はヤメテ。)

が始まりました。

 

パスポートを相手に渡してしまうとコチラも一気に不利になるので渡さずに見せる形で対応してましたが、

 

向こうも次第にキレはじめ、

無理やりパスポートを取り上げてきました。

(最終的には武力。。)

 

ここでさすがにギブです(苦笑)

ヾ(×× ) もう無理。。

 

空港の繋がりが悪いWi-Fiにつなぎ、

現地のパートナーに電話です。

 

それでどうにかなるかわかりませんでしたが、とりあえず

 

現地人 VS 現地人。

 

の構図にしてみました。

 

そしてしばらくすると、、、

 

救世主(現地パートナー)登場です!!!

(神降臨!!(´;ω;`) )

てか、普通に考えて空港の外から一般人が

 

『税関を逆に突破。』

 

できちゃうのヤバいんですが、

 

「んなこたぁどうでも良い!!」

 

です(笑)

 

現地の方に間に入ってもらい任せたらどうやら、

 

「仲間なのかよ。」

「仕方ねえなぁ。」

 

的な雰囲気になってきました。

(現地の人は現地の人に優しい。) 

あとの交渉は現地パートナーがしてくれて、何とか税関検査まで進めそうです(笑)

(さいごの関門へ。)

そして人生で一番長い10メートルを渡りきり、

 

「税関。」

 

へと無事到着しました。

入国さいごの関門。

ガーナのシャバに出る為の最後の関門である税関検査では、場合によってはスーツケースが開けられてチェックされたりするのですが、

 

ソコでまた日本から持ち込んだ食料とかが出てくるといちゃもん付けられたり面倒くさいことになったりします。

 

そして、

今回のアフリカは妻も一緒に渡航していたのですが、金ちゃんの荷物はスルーされ

 

「妻の荷物。」

(妻の荷物。)

がチェック対象として選ばれました。

 

数名の空港職員達に相変わらず怖い感じで圧力をかけられながら、スーツケースを開封させられます。。

(相変わらず多勢で。)

すると、スーツケースから姿を現したのは、

(女性モノ下着。)

しばし空港職員数名、金ちゃん、現地パートナー、妻、のみんなで無言で下着を眺めます。

(なにこの時間。。)

アフリカ、ガーナに降り立つやいなや

 

パスポートを奪われたり、

金銭を要求されたり、

囲まれて恐喝されたり、

 

したと思ったら税関で大のおとなが無言で女性モノ下着を眺めて固まっているという。

 

「なんなんだこの時間は。」

「時が止まったのか。」

(なにこの時間。。)

とそんなことを考えていたら空港職員もさすがに悪いと思ったのか、

 

「おぉ、、良いよもう。。」

「通ってよし。。」

 

(ソーリー。。)

という感じになり、

 

『妻の下着&雑な収納。』

(これからは荷物の一番外側に下着入れよ。)

に完全に救われました(笑)

 

というワケでやっとこさガーナ到着です。

いやぁ、ガーナの洗礼ヤバすぎでしょ!という思いと共に、

 

「これがデフォルトなのね。。」

(油断できぬ。)

と気を引き締めました。

安全地帯へ。

ちなみに、

これは勝手な想像とか妄想なのですが、恐喝とかカツアゲしてきた空港職員はきっと

 

『業務命令。』

 

で業務(悪事)を遂行していて、それがあまりにも当たり前になっているから罪悪感とかも無いんだと思います。

 

おそらく本当に悪いのは空港職員の中で地位の高い人物なのか、はたまた何らかのライセンス(権利)を持つ人物などが空港職員の下っ端を使って小遣い稼ぎをしているのだと思います。

(実はもっと悪い奴が指示してるはず。)

それで、下っ端を使ってお金を集めさせては上納させるようなやくざ的な仕組みが蔓延っているのかもしれません。

 

まぁ、歴史的な背景とかを見ればヨーロッパなどの白人からは前回のブログでも載せたように

 

『とんでもない扱い。』

『あり得ない搾取。』

 

を数百年と受けてきた歴史もありますし、未だにその構造は残っています。

 

だからきっと黒人以外の白人や黄色人種などから

 

『ちょっと拝借しても構わないだろ?』

 

という気持ちが根っこにもあるのかもしれません。

 

どちらが正義、誰が悪いのかなんて私には裁く権利もありませんし、その必要すら感じません。

 

ただ、

冷静に状況や背景を知った上で自分ができることをするのみです。

 

とまぁ、そんなことを考えながら最初も最初の難関を突破した次第でございます。m(_ _)m

 

ちなみに、

今回の滞在は現地でビジネスしている日本人の事務所に泊まらせて頂きまして。

 

まずは空港から事務所まで移動です。

 

移動はUberのような配車アプリでBoltというアプリで移動しました。

(最近結構勢いあるっぽい。)

まるでUberのように食べ物を配達してもらうこともできますし、配車アプリとしても使えます♪

(配車アプリは欠かせない!!)

ガーナの首都はアクラという都市なのですが、空港も事務所も首都のアクラにあり、ガーナの中では栄えている地域です。

 

数十分車を走らせ、やっと一息つける安全地帯に着きました(笑)

(社長のデスク。)

というワケで、

ガーナ滞在が始まったばかりですが今回は安全地帯に到着した所までで。

 

それではまた!!

(恐喝を私達は許しません!!)

P.S.

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本件に限らず、

何か変わった情報が流れてくるやもしれません(笑)

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以上、さいごまでお読みいただきありがとうございました。